あけぼのブレーキ(羽生市)が私的整理に

1月30日、羽生市に本社のある曙ブレーキ工業(東京証券取引所第1部上場)が、私的整理の一種である「事業再生ADR」を第三者機関に申請し受理されたと発表しました。これにより取引銀行に対し、借入金の返済を一時停止するなどの支援を求めるようです。会社は事業継続しながら再建をはかるとしています。ホンダ狭山工場閉鎖のショックが冷めやらない中で、県内の大手企業の経営悪化が続いています。アベノミクスによる好景気はどこの話でしょうか。
 
■事業再生ADRとは、訴訟によらない紛争解決手続きで、銀行やグループ会社など当事者間で話し合い経営再建する方法。