共謀罪法案強行採択に 市民も怒り

平和委員会などが街頭宣伝 1時間で廃止署名が67筆も
 6月15日JR浦和駅西口で「共謀罪」採決強行に怒りを込めて宣伝が行われました。急な呼びかけにもかかわらず、10団体、20人が参加しました。日本共産党の3人の県議も駆けつけ、一緒に宣伝しました。1時間足らずの行動で、67筆の署名が集まりました。この日早朝、参議院本会議で共謀罪(テロ等準備罪)が、自民・公明・維新によって可決・成立しました。この暴挙を受けて同日午後、県内の平和団体・労働団体、市民のみなさんが採決に抗議する緊急街頭宣伝を浦和駅前で行いました。日本共産党からは柳下礼子県議、村岡正嗣県議、前原かづえ県議が参加しました。
各県議がマイクを次々握り「民主主義を壊す共謀罪の国会成立に強く抗議する。誰もが犯罪者に仕立て上げられてしまう危険性があり、もの言えぬ監視社会をつくる共謀罪に反対して民主主義を取り戻そう」と訴えました。昼休みの時間帯でサラリーマンや市民が「何事か」と足を止め、ビラを受け取っていました。署名版を持ったメンバーの前に、市民が列をつくって並び署名をして行きました。

―二橋元長・埼玉県平和委員会事務局長の話
 共謀罪は、中身も決め方もひどすぎる。こんな法律は絶対に発動させてはいけない。もっと世論を広げていく決意だ。