日本一のあったか市政を支える運動 鈴木智 日本共産党蕨市議団長が報告 民主県政の会 代表委員会・県政学習会

代表委員会が開かれました。会議に先立ち行われた県政学習会には労組や市民団他の代表20人が参加、県議会2月定例会の特徴について日本共産党の村岡正嗣県議が、また蕨革新市政について鈴木智蕨市議がそれぞれ報告しました。

民主県政の会は来年夏の県知事選挙に向け、蕨市で革新市長を誕生、市政を守り発展させてきた市民運動と、市長与党の日本共産党市議団の苦労や市政運営を支えた経験などについて鈴木智市議団長から報告を受けました。
「日本一のあったか市政」と呼ばれる蕨市政は、2007年の市長選挙で「フレッシュみんなの会」から立候補した賴高英雄氏が初当選し3期11年続いています。蕨市では20年以上前から大型開発と市民負担増、福祉切り捨ての市政を見直すたたかいが続けられてきました。賴高氏は、人口7万4千人、日本一面積の小さい蕨市で、保守・革新の立場を超えて、何よりも市民の身近な要求実現に取り組んできました。日本共産党などとともに、川口・鳩ヶ谷市との三市合併反対、JR蕨駅のエレベーター設置、国保税値上げ中止など市民の願いに寄り添って運動を積み重ねてきました。その姿勢は賴高氏が市長に当選した後も変わらずに続けられています。選挙では、市民の願いを実現するために保守の人たちも含めて率直な政策論議が行われています。そして「7万市民のための市政運営」を大事にタウンミーティングや公募を含む検討委員会の設置、市政検証委員会など市民とともに市政を運営しています。
 
保守の方々とも本音でつきあう
 
日本共産党やみんなの会は、あったか市政の継続・発展をめざし来年の市長選挙やその先を見据えて活動を強めています。その中で最も大事にしていることは「保守の方々とも要求を共有する。そのために本音で付き合う」ことです。議会では4議席と少数の共産党ですが、市長と力を合わせて小中学校のエアコン設置、特養ホーム・学童保育の増設など市民要求を実現してきました。その中で市議団は「11年間の賴高市政がどのように蕨市を変えたか、財政難でも何を大切にしたか」などを市民に正確に伝え政策化して理解を広げてきました。また市民が市政とのかかわりを実感できるよう努力を重ねてきました。
鈴木議員は「与党として難しい問題もあるが、市長任せにせず支えていく必要がある。市民とともにつくる市政にこそ未来がある」と強調し、引き続き「安心とにぎわい、みんなにあたたかい、日本一のコンパクトシティー蕨」の発展に力を尽くすと決意を語りました。

日本一のあったか市政を支える運動 鈴木智 日本共産党蕨市議団長が報告 民主県政の会 代表委員会・県政学習会
報告する鈴木市議(正面)