県議会で原発再稼働の意見書可決 埼玉大運動実行委員会が緊急行動提起

 12月22日、県議会で「原子力発電所の再稼働を求める意見書」が自民党、県民会議の賛成で可決されました。日本共産党や公明党、民進党ほかは反対しました。共産党の金子県議は反対討論で、意見書が福島第1原発事故の教訓を生かすことなく原発推進の立場に立っていると厳しく指摘。福島ではいまだに6万8千人もの住民が故郷に帰れず、今後も放射能被害が広がる危険すらあり、再稼働など言語道断です。被災者や多くの市民から、「県議会自民党は恥ずかしくないのか」の声があがったのも当然です。
 県民大運動実行委員会はこうした事態を受けて、3月議会に原発ゼロを求める請願提出、署名、地元選出の自民など県議への抗議行動を呼びかけました。社保協は直ちに集会で提起し100筆超の署名を集めました。
 
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