【談話】 国民主権を取り戻し、憲法に則った地方自治を求めて埼玉県知事選挙をたたかおう 伊藤 稔 民主県政の会 代表

2019年は4月の統一地方選挙、7月の参議院選挙に続いて8月にも埼玉県知事選挙が行われます。文字どおり「選挙の年」になります。県知事選挙にあたり、民主県政の会の伊藤稔代表の談話を掲載します。
 
明けましておめでとうございます
 
昨年も国会で「強行採決」が相次ぎました。沖縄県知事選で明らかになった民意に「寄り添う」はずの政権は、辺野古の海への土砂投入を強行しました。国会軽視、民意無視の政治が続いています。
今年は埼玉県知事選挙の年です。これまでも県知事選は、重大な国政の課題とともにたたかわれてきました。
4年前は、安保関連法とのたたかいが抜き差しならない事態になっていました。8年前は、東日本大震災と福島第一原発事故という未曽有の大災害が重なった直後に行われました。そして今年の県知事選もまた、安倍政権の暴走が、ついに憲法改悪にまで迫ろうとしているなかでたたかわれることになりそうです。
 
<国政も視野に、知事選をたたかう>
 
もちろん、県知事選で優先的に問われるのは県政の課題です。しかし、今や地方自治は政府の定めた枠内での「自治」に押し込められ、枠そのものを批判することは許されなくなりつつあります。沖縄の例を引くまでもなく、私たちは国政をも視野に入れながら県政の課題を考えていかなければなりません。民意を無視した政権の暴走から「主権の存する国民」としての地位を取り戻しましょう。憲法に則った地方自治を求めて県知事選をたたかいぬきましょう。
 
1面P1伊藤稔